ドラッグストアの棚に並ぶ数多のフケ用シャンプーを次から次へと試しても一向に症状が改善せずむしろ頭皮が赤くなり抜け毛が増えている気がするそんな経験はないでしょうか。もしシャンプーを変えてもフケが止まらないのであればその原因は洗浄成分の合う合わないといった表面的な問題ではなくもっと体の内側にあるホルモンバランスの乱れすなわちAGAに起因している可能性を疑うべきです。多くの男性が陥りやすい間違いとして「フケが出るのは洗い方が足りないからだ」と思い込み洗浄力の強いメントール系のシャンプーでゴシゴシと洗ってしまうことが挙げられます。しかしAGAの初期症状として皮脂分泌が増加している場合頭皮は非常にデリケートな状態になっています。そこに強力な洗浄剤を使用すると必要な皮脂まで根こそぎ奪い取ってしまい頭皮は乾燥を防ごうとして緊急指令を出しさらに大量の皮脂を分泌するというリバウンド現象を引き起こします。これにより「洗っても洗ってもすぐに脂っぽくなりフケが出る」という地獄のようなサイクルが完成してしまうのです。またAGA治療薬であるミノキシジルを使用している場合その溶剤成分が肌に合わずに接触性皮膚炎を起こしているケースも多々ありこれもシャンプーを変えただけでは解決しません。根本的な解決にはまず自分がAGAであるかどうかを認識し内側からの治療を行うことが不可欠です。フィナステリドなどの内服薬によってDHTの生成を抑制すれば過剰な皮脂分泌も落ち着き頭皮環境が正常化に向かうことが期待できます。それと同時に外側からのケアとしてシャンプー選びも「フケを取る」ことではなく「頭皮をいたわる」ことにシフトする必要があります。具体的におすすめなのは抗真菌成分(ミコナゾール硝酸塩など)が配合された医薬部外品のシャンプーやアミノ酸系の低刺激シャンプーです。そして何より重要なのは洗い方です。予洗いを十分に行いシャンプーをしっかり泡立ててから頭皮に乗せ爪を立てずにマッサージするように洗いすすぎには洗う時間の倍以上の時間をかけること。この基本動作を徹底するだけでも頭皮の負担は激減します。シャンプージプシーを繰り返している間にもAGAは容赦なく進行していきます。商品を変えることよりもまずは専門医の診断を受け頭皮トラブルの根本原因がホルモンにあるのか菌にあるのか乾燥にあるのかを特定することが遠回りのようで最も確実なフケ対策であり薄毛対策となるのです。