薄毛が気になり始めたとき多くの男性がいきなり医療機関を受診するのではなくまずはドラッグストアやネット通販で手に入る育毛剤やシャンプーサプリメントといった手軽なセルフケアから始める傾向にありますが実際にクリニックに通わずにセルフケアだけで対策している人の割合は薄毛対策実施者全体の約70%から80%という圧倒的多数を占めていると言われています。この数字はAGA治療に対する心理的なハードルの高さや「病院に行くほどではない」「まだ自分は大丈夫だ」という正常性バイアスそして「育毛剤を使えば生えるはずだ」という広告への期待感を反映していますが医学的な観点から見るとこの7割以上の人々が費やしている時間とお金は非常に効率の悪い投資になっている可能性が高いと言わざるを得ません。なぜなら市販の育毛剤(医薬部外品や化粧品)の多くは血行促進や頭皮の保湿抗炎症作用を目的としたものでありAGAの根本的な原因である男性ホルモンの働きを抑制したり発毛指令を出したりする医学的な効果は認められていないからです。つまりセルフケアだけでAGAという強力な進行性の病気に立ち向かうことは竹槍で戦車に挑むようなものであり現状維持すら難しく進行を食い止めることはほぼ不可能です。実際にセルフケアを数年続けた結果効果が出ずに進行してしまい慌ててクリニックに駆け込んでくる患者さんは後を絶ちませんがその時には既に毛根が死滅してしまっており治療の効果が出にくい状態になっていることも少なくありません。セルフケア層が8割を占める背景には「AGAは病気である」という認識の不足があり多くの人が体質や加齢現象だと諦めているか間違った情報に踊らされています。もしあなたが今セルフケアだけで対策をしていて効果を感じられていないのであればあなたは効果の出ない7割の集団に留まっていることになります。そこから抜け出し効果の出る2割から3割の医学的治療層へとステップアップすることが結果として最短かつ最安で髪を取り戻すための唯一の道でありマジョリティに流されずに正しい選択をする賢さが求められています。