十代の頃から薄毛と剛毛という二重苦に悩まされ続けてきた私は自分の容姿に対して強烈なコンプレックスを抱いており人と目を合わせて話すことすら苦手な性格になっていました。頭は薄いのに腕や足、そして顔のヒゲは人一倍濃く「なぜ生えてほしいところに生えず生えてほしくないところに生えるのか」と神様を恨んだ夜は数え切れません。そんな卑屈な人生を変えるために一念発起してAGAクリニックと医療脱毛クリニックの両方に通い始めたのが三年前のことです。最初は貯金を切り崩しての高額な支払いに手が震えましたがこれは未来への投資だと自分に言い聞かせました。最初の半年はAGA治療薬の副作用である初期脱毛に怯えヒゲ脱毛の痛みに悶絶する日々でしたが変化は確実に訪れました。まず半年を過ぎた頃からヒゲがポロポロと抜け落ち青々としていた口周りが肌色に変わり始めました。これだけで顔の印象が驚くほど明るくなり鏡を見るのが少し楽しくなりました。そして一年が経つ頃には産毛だった頭頂部の髪が太く育ち地肌が透けなくなり帽子を被らずに外出できる自信がつきました。二つのコンプレックスが同時に解消されていく過程で私の内面にも大きな変化が生まれました。以前は猫背で下を向いて歩いていた私が背筋を伸ばして歩くようになり服や髪型にも気を使うようになり周囲から「明るくなったね」「何かいいことあった?」と声をかけられることが増えたのです。髪が増えヒゲがなくなるという外見の変化は単なる見た目の問題ではなく自己肯定感を修復するための儀式のようなものでした。もし今過去の私のように鏡を見るのが辛いと感じている人がいるなら迷わず専門医に相談してほしいと思います。現代の医療技術は私たちの悩みを解決する術を既に持っています。勇気を出して一歩を踏み出せばコンプレックスはチャームポイントにはならないかもしれませんが少なくとも悩みではなくなり人生を楽しむための足かせを外すことができます。私が手に入れたのは髪と肌だけではなく「自分は変われるんだ」という確信とこれからの人生を前向きに生きるための希望でした。
コンプレックスの塊だった私が自信を取り戻した全記録